つみたてNISAを年の途中で始めた場合の非課税枠はどうなる?

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つみたてNISAして分かったこと

非課税枠の年間の投資上限が40万円です。

ですので、

毎月に直すと、毎月の積立の上限は33,333円です。

非課税枠は出来るだけ利用したいですよね?

1月から毎月積立を始める場合には毎月の上限の金額で積立購入の設定をすれば良いですが、年の途中、

例えば、7月からつみたてNISAを始める場合はどうなるのでしょうか?

つみたてNISAの非課税枠とは

投資信託の投資から得られる分配金や譲渡益が最長20年間非課税になります。

この非課税になる投資信託の投資は毎年40万円までです。

一般的な投資では分配金や譲渡益に対して20.315%の税金がかかります。

投資から得る利益の1/5以上が税金になります。

つみたてNISAではこの1/5の税金分も手元に残ります。

これってすごく大きくないですか?

1年ではそれほど大きな違いはないかもですが、投資期間が長くなると大きな違いを生みます。

つみたてNISAの非課税枠に余裕があるとき

つみたてNISAの非課税の恩恵は出来るだけ受けようとすると年間40万円を毎月の投資額に直すと33,333円です。

でも、つみたてNISAの開始が年の途中であった場合は、つみたてNISAの非課税枠に余裕が出来ます。

この非課税枠の余裕分も積立投資に回すことが出来ます。

楽天証券の増額設定

楽天証券では開始月と毎月の投資金額で、余ったつみたてNISAの非課税枠を残りの月でいくら投資できるかを自動で計算してくれます。

自分が購入設定した投資信託に増額することが出来ます。

例えば、

A 20,000円

B 8,000円

C 5,333円

トータル 毎月33,333円

7月からつみたてNISAの定期購入の設定の場合、

非課税枠の残りは約20万円です。

7月からの6か月分なので、毎月33,333円分が増額できます。

この毎月の33,333円を先ほどのA、B、Cの銘柄に分配する事が出来ます。

A 20,000円 → 30,000円

B 8,000円 → 28,000円

C 5,333円 → 8,666円

のような感じです。

この増額した分は開始年のみ有効で、次年度以降は自動で当初の設定した積立購入になります。

このように、年の途中でつみたてNISAを始めてもその年の非課税の恩恵を100%うける事が出来ます。

さらに次年度以降も積立設定を変更する必要もありません。

楽天証券にはとても便利な機能がありますので、つみたてNISAを始めようと思った場合でも1月まで待つ必要はなく、思い立ったその時に始めても非課税の枠をフルに使うことが出来ます。

(恐らく楽天証券以外の証券会社でも同様な仕組みはあると思います。)

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