クレジットレコード

クレカ作成時のポイント クレカ
クレカ作成時の重要な7つのポイント

クレジットレコードという言葉聞いたことありますか?

日本ではまだ、なじみは少ないですが、クレカ決済が日本より一般的なアメリカではクレジットレコード結構大事で、クレジットレコードの内容が生活に大きな影響を与えます。

クレジットレコードとは

クレジットレコードとは個人の信用度を表すもので、個人のお金の出入りの記録のようなものです。

いろいろな信用情報機関に記録されていて、それらの情報は色々な金融機関で融資等の際に利用されています。

我々消費者からすると個人情報だと思いますが融資とかする場合は個人の情報は欲しい情報だと思います。この個人情報の扱いはなかなか難しい所だと思います。

アメリカの実情

数年前に、アメリカに住んでいた時の銀行口座を、日本でいながら解約したことがあります。本来は現地に行けば解約できるのですが、現地に行くこと不可能でしたので日本から解約のお願いをしました。

色々な手続きがあったのですが、最終的には本人確認が必要で、その確認時に直接電話で聞かれた質問は、

アメリカで住んだ住所(自分の場合何か所か引っ越したのですべて聞かれました)、口座を開いた時期、購入した車の車種や車のディーラーの名前などを聞かれました。

銀行の情報だけかならなんとなくわかりますが、購入した車の車種等も銀行の方で把握していました(購入時にローンは利用していなかったのですが)。おそらくこれらの情報がクレジットレコードとして残っているのだと思います。

アメリカではクレカの利用履歴のみではなくこれらの個人のお金の動きがクレジットレコードとして普通に共有されているようです。

クレジットレコードに含まれる情報

実際にクレジットレコードに含まれている情報ですが、日本ではクレカに利用履歴、支払い履歴です。

アメリカでは車や住宅を購入した時のローンの金額や支払い状況、銀行口座の残高の推移などもクレジットレコードとして利用されています。さらに、車などのある一定に金額以上の買いものなどの購入履歴も記録されていると思われます。

クレジットレコードへの影響

クレジットレコードが悪くなるとクレカの申し込みやローンの申し込みを断られたりします。さらにアメリカではローンの金利にも影響します。

クレジットレコードが悪くなる原因としては、支払いを怠ったり、短期間に数種類のクレカの申し込みをしたりといったことがあります。

支払いを怠ることが、一番影響があると言われていますので、支払い期日の前には口座の残高を確認することが非常に大切です。

日本でのクレジットレコード

日本でのクレジットレコードは下記の3つの信用情報機関が取り扱っています。

・株式会社シー・アイ・シー(CIC)

・株式会社日本信用情報機構(JICC)

・全国銀行個人信用情報センター(JBA・KSC)

個人でも自分のクレジットレコードがどうなっているか確認することが出来ます。

クレジットレコードの今後

今後は、クレジットレコードはビックデータと結びついて、お金の履歴の情報のみではなく色々な個人の行動のデータと結びついていくと予想されます。

これらの情報をもとに個人の信頼度が数値化され、それに基づいてローンの金額、返済期間、金利等が個人個人で変わったりすると思われます。

また、クレジットレコードを扱う企業も、今は日本では上記の3社ですが、これからはAmazon、Google、ソフトバンクやNTTドコモなどのIT企業がクレジットレコードを持つと言われ、彼らはクレジットレコードをビジネスに利用しようとしています。

個人情報の観点からは不安の方が大きいですが、一方で良いこともあります。例えば、個人事業主の方とはローンとか断れることも多くあるようですが、将来はクレジットレコードで判断されれば今までは職業で断られていたケースでもローンが組む事が出来るようになると思います。

クレジットレコードはますます重要になります。

今後はAIが発達してビックデータが扱えるようになると、クレジットレコードにはクレカの支払いの情報から個人の行動・趣向の情報まで含まれるようになります。クレジットレコードは今まで以上に広い分野で使わると思います。

有効に使われれば有効な事ですが、一方で個人情報の問題もあり使い方によっては非常に怖い所もあります。

メリッドとデメリットをしっかり考えて効果が大きい分野で利用していくことが大切です。

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