カフェインと眠り:コーヒーを飲むと夜中に目が覚めてします理由

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カフェインを取るとなぜ夜中に目が覚めてし舞う理由

先日、突然夜中に目が覚めてしましました。

次の日仕事なので眠らないといけないと思って色々試してみましたが、その夜はなかなか眠る事が出来ませんでした。

後に気付いたことは、夜にコーヒーを飲んでいました。

そういえば、以前も夜にお茶の席がありお茶を飲んだのですが、その時も夜中に目が覚めてしまいました。

抹茶やコーヒーにはカフェインが含まれています。

恐らく夜中に目が覚めた原因はカフェインじゃないかと思います。

昔からカフェインを取ると眠れなくなるということが言われていますし、同じような経験は多くの人が持っていると思います。

カフェインとは

カフェインとはキサンチン誘導体と言われる化学物質の一つで、体の中には多く見られる有機化合物で中枢神経を刺激し興奮作用があります。

また、気管や血管を広げる効果もあり、気管支喘息の発作が起きた時に薬としても利用されています。

カフェインのおもな作用は覚醒作用と利尿作用です。

胃酸分泌を促進するといった作用があります。

カフェインの効能

カフェインは集中力を高めたり、眠気を解消したりするといった効能があります。

一般的には普通の健康な大人であれば一日コーヒー2~3杯程度が適量なカフェインの量と言われています。

コーヒーを一日2杯以上飲む人は心臓病になる確率が半分になるといったことも聞いた事があります。

自分の場合は、朝食時に1杯、昼食後に1杯飲んでいます。

朝のコーヒーは目覚めのためという意味もありますが、自分の場合は朝のルーティンになっています。コーヒーを朝に飲むことが気合を入れるスイッチのような感じです。

昼食後の1杯のコーヒーは午後からの眠気対策です。どうしても昼食後は眠たくなってしまいます。特に昼食後の会議は最悪です。どうしてもウトウトとしてしまいますが、この眠気を何とかしたく昼食後にコーヒーを飲むようにしています。

夕食後にコーヒーを飲むと寝れなくなるのに、昼食後にコーヒー飲んでも午後は眠気が襲うのは自分だけでしょうか?

ここは置いておいて、

眠気を解消し集中力を高めるためにうまくカフェインを利用知ることは良いことです。

カフェインの取り過ぎの影響

カフェインは集中力を高める、眠気を解消するというところは良い効能ですが、カフェインの取り過ぎは体に悪い影響を与えます。

カフェインを取りすぎると動悸、下痢、吐き気などを引きこしたりします。

また、精神的にも色々な影響を与えます。カフェイン中毒という言葉もあり、興奮、不安、イライラ、強い疲労感を感じるなどの精神症状を引き起こすことがあります。また、不眠症状を起こすこともあります。

妊婦や乳幼児はカフェインの代謝に時間がかかるため体内に滞留する時間が長くなり不安を感じやすくなるということも出てきます。カフェインは効能もありますが、取り過ぎると悪影響もあります。何でもそうなのですが、やはり取り過ぎは禁物です。

カフェインが睡眠に与える化学的な作用

カフェインが体にどのように作用するのか、なぜ眠れなくなるのかということは化学的に解明されています。

「眠たいなぁ。」と感じる時に人間の体の中ではどのようなことが起きているかというと、

ATPと言われるアデノシン三リン酸が分解される時に発生するエネルギーが体を動かすときの原動力になります。この時に生成されるのがアデノシンです。体を動かし疲れるとアデノシンという物質が生成されます。

このアデノシンがアデノシン受容体に結合すると、覚醒作用のあるヒスタミンの放出を抑えるため眠くなります。

運動し疲れると眠くなるのはこのためです。

カフェインはこのアデノシンを形が似ていて、アデノシンがアデノシン受容体に結合するより先にアデノシン受容体に結合してしまいます。アデノシン受容体にカフェインが結合してしまうと、アデノシン自体が結合できなくなりヒスタミンの放出の抑制されなくなりいつまでも覚醒状態になり眠気を感じなくなります。

このようにカフェインは眠りを導く物質であるアデノシンの作用を妨げる働きがあります。カフェインを摂取すると眠気を感じなく理由です。

まとめ

カフェインにはアデノシンの働きを抑え覚醒作用を働かせる作用があります。

この覚醒作用が集中力を高めたり、眠気を感じなくさせたりさせます。

しかし、カフェインを取り過ぎると、動悸、下痢、吐き気などの体調不良や、興奮、不安、イライラ、強い疲労感を感じるなどの精神症状起こすことがありますので、何事も適量を意識することが大切です。

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